下高井戸シネマで「塚本晋也監督の『ほかげ』」を観た
下高井戸シネマは初めて行った映画館である。
なぜ初めて行くことになったのか、映画「ほかげ」上映後、監督・塚本晋也氏の舞台挨拶と少しの質疑応答があるということを知り、私は下高井戸へ向かったのです。
京王線、下高井戸駅の東口?世田谷線を右手に駅を出る?
新宿方面線路沿い??分からない!「開かずの踏切」で自転車の女性に聞く
「あの、すいません下高井戸シネマはどこでしょうか?」
自転車の女性「ああ、そこ、駅をすり抜けて左の踏切を渡って右に」
私は??「・・駅をすり抜ける??何それ」魔界迷路へ私を誘う下高井戸シネマに
やっと辿り着き。映画「ほかげ」を観る。上映後、監督の舞台挨拶。
戦争について少し語られた。
そして観客に質問を促されすぐに私は挙手をし、マイクを手にする。
質問は映画のソフト面ではなくハード面、撮影や編集について監督に質問をした。
監督は撮影ではLogは使わないこと、そして編集ソフトはDavinchi Resolve を使っていることが分かった、これには「私もダビンチを使ってます」と少し興奮してしまった。
「映画のシーンで焼野原になった街のミニチュアセット俯瞰撮影ではモノクロの粗いトーンが監督の作品『鉄男』を連想しました」と話すと監督は「あのシーンはスマフォで撮ってるんですよ」と話された。
私は今回の下高井戸シネマでの監督へ質問できたこと感謝いたします。
下高井戸シネマ、駅をすり抜けて銀幕のファンタジーの中へ、塚本晋也監督の映画、人間の狂気はこの「ほかげ」にもしっかり描かれている。狂気をじっと見つめるその眼光、子供の視線は監督の次なる作品へと繋がっていくでしょう。私としてはぜひ次作は役者としての塚本晋也監督も観たいですね。
※(塚本晋也監督は脚本・監督・撮影・編集をすべて行う人で世界的にも有名な映画監督で、あの巨匠マーティンスコセッシ監督も認めている。また役者としても素晴らしい演技をする人物である。)
2024-6/25