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『店番猫です』
路地裏のお店、そこには主のような貫禄の猫がいる。
・私は時々回り道をしてこの猫ちゃんが今日は顔を出していないか、そのお店に寄ってみる。寄ってみるがお店には一度も入ったことはないのです。
猫ちゃんが店前にいないか、いればその猫ちゃんに声をかけて「元気?、どう調子は」と、猫ちゃんは「なんだ?」という感じで貫禄の視線を私にくれる。
猫ちゃんの貫禄に声だけをかけて帰って行くのだが、一度だけそっと失礼のないように撫ぜさせてもらった。それからしばらくして撫ぜなぜできたらと思い店前に寄ってみるのだが、猫ちゃんの姿が見えない、たしかお歳らしく、もしかして天国へ召されたのかな・・淋しいですね。

『遺品』・ELMO 8-S ZOOM AUTO-EYE
・このカメラをネット検索すると1960年に発売された日本製8mmカメラ、
ゼンマイ駆動でCdS露出計による 自動露出機能を備えている、とAIが答えた。
エルモ社は愛知県名古屋市にあった、今はないがそのブランド名エルモは
他の会社に今も受け継がれている。1960年に発売された8mmカメラは当時としてはとても高価な物だったと思う。そんなカメラを買った人物は 同じ愛知県出身である、その人物は当然写真、映画が好きな人で写真は現像を押し入れに入って行っていたと言うから本当に好きだった人である。
その人はサラリーマン、会社の仕事のため海外に行くことになり自分の8mmカメラを持って行く、その撮影した8mm フィルムが何本も今も残っている。
地元愛、名古屋のメーカのカメラを手にすることはきっと感慨深いものがあったと思う。 仕事で普段は家にいない人であったが、一度だけ映画に連れて行ってもらったことがある、その映画は黒澤明監督の 『赤ひげ』である。
この話は少し長くなりますので、コラムの方でお話したいと思います。

「ほかげ」を観る
・塚本晋也監督の映画「ほかげ」を見るために下高井戸シネマへ向かった。
●下高井戸シネマは初めて行った映画館である。
映画終了後、監督の挨拶と少しの質疑応答があると知り、私は下高井戸へ向かったのです、京王線、下高井戸駅東口・・?
世田谷線を右手に駅を出たが、新宿方面線路沿い??分からない・・「開かずの踏切」で自転車の女性に聞いてみる
「あの、すいません下高井戸シネマはどこでしょうか?」自転車の女性
「ああ、そこ駅をすり抜けて左の踏切を渡って右です」 私は??「・・駅をすり抜ける?何それ」と呟き、そのまま魔界迷路へ迷いこむ。
ミニシアター下高井戸シネマをやっと見つけた。 映画『ほかげ』を観た後、監督の舞台挨拶。戦争について少し監督は話され、
スタッフから観客に質問を促されすぐに私は挙手をし マイクを手にする。
質問は映画の内容面ではなく制作のハード面、撮影や編集について質問をしました。 監督は撮影ではLogは使わないこと、そして編集ソフトはDavinchi Resolve を使っていることが分かりました。
私も使っているので「私もダビンチを使ってます」とつい返答してしまった。
そして「映画のシーンで焼野原になった街の ミニチュアセット俯瞰撮影では
モノクロの粗いトーンが印象的で、監督の作品で『鉄男』を連想しました」と話すと、 監督は「あのシーンはスマフォで撮っているんですよ」と話された。
私は今回の下高井戸シネマでの監督への質問ができたことに 感謝いたします。下高井戸シネマ、駅をすり抜けて銀幕のファンタジーの中へ、
塚本晋也監督の映画、人間の狂気はこの 『ほかげ』にもしっかり描かれています。狂気をじっと見つめる少年の視線は監督の次なる作品へと繋がっていくでしょう。
私としては、ぜひ次作は役者 としての塚本監督を観たいですね。
※(塚本晋也監督:脚本・撮影・編集をすべて行う人で世界的にも有名な監督、あの巨匠マーティン・スコセッシ監督も認めている。 又、役者としてもすばらしい人物である)
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Dizzと少年
記憶の糸に伝わる響き、その音楽、過去のことなんて言わない。
音楽はやさしく今も語りかけてくれる、癒してくれる
「どうしたの?」「大丈夫だよ」優しく囁くように・・ この写真はずいぶんと昔、偉大なトランぺッターDizzGillespie(1917-1993)が長野県斑尾ジャズフェスティバルへスペシャルゲストとして 出演した時に撮影した一枚です、隣の少年はたぶん地元の当時は中学生位か、きっとブラスバンドに入ってトランペットを吹いていたの だろうか・・今はきっとりっぱな大人になっていることでしょう、彼の大事な記憶、音楽の思い出でしょうね。 私はこの一枚の写真を見るたびに当時のことが甦ります。この斑尾ジャズフェスティバルに誘ってくれた人、山崎君を思いだします。 彼は本・雑誌などのライターで編集者をしていた人物です。彼も音楽は好きで、Jazzではなかったけどフォーク(高田渡、加川良、早川義男) などの音楽の話を酒を呑みながらしたのを覚えています。夏の青い空、高原に響き渡るDizzのサウンド♪そんな想い出を作ってくれた 山崎君、今は天国にいるけれど・・私の記憶は何時もそっと音楽が流れています、やすらかに・・